真面目に生きるのも楽しいよ

イタリア帰りの理系大学院生が、真面目でいることを自己肯定するために、勉強・大学の研究室・英語などなどについて綴ります

イタリアの映画事情とボヘミアン・ラプソディ

Queenの大ファン、という訳でもないが、他人よりは聴く方だと思う。

高校生の頃、同じ部活の女の子がQueenを聴いているのを知って(読んでないかなあ笑)、

僕もつい「聴いているよ!」と薄い知識で言って後悔したことがある。

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英語? イタリア語?

一昨日、昼食を採っている最中、隣に座っていた僕と同い年のインターン生が、

「そういえば、――(僕の名前)ってどういう経緯で、ここでインターンしているの?」

と聞いてきた。

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悩んだあげく日産

インターンを終えて、微妙な満足感を覚えながらバスに乗った。

今日は5分遅れでやってきて、「おお、早い! ラッキー」と乗車。

タブレットで小説を読んでいると、あっという間にバスは僕の停留所の一つ前までやってきていた。僕は、日本のバスにもある「チーン」というあのボタンを押した。

「次停まります(イタリア語ver、ちゃんと読んだことがない)」という文字が、バスの天井付近で光ったのを確認して(たまに光らないことがある)、僕はドアの前に移動した。

 

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イタリア語を使うとき

イタリア語を使うとき、たまに自分の頭がどうなっているのか分からなくなる。

一対一での会話は、大分聞き取れるようになった。

つい最近、昼食後にオフィスへ戻っている間、50代のイタリア人男性と様々なことを話した。

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イタリア人に対して、日本人の抱くイメージ

イタリア人に対して、日本人の抱くイメージと言えば、

明るい 陽気 すぐに女性を口説く 酒飲み 美食家 顔立ちが良い

こういったものではないだろうか。

当たっているものも勿論ある。しかしそうでもない、と僕は言いたい。

 

まず初めに、酒飲みというか、いつもワイングラスを持っているイメージについて言及したい。

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イタリアのバス

今日は良い日であった。

というのも、今朝は会社に向かうためのバスが、きちんと時刻表通りに着たからだ。

そんなしょうもないことで、と言われそうだが、時間通りにバスが着たことは今日が初めてで、日によっては信じられないくらいバスが遅れてしまうのがこの国だ。

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シチリアから来た彼女

終わりの見えないプログラミングを途中で止め、オフィスのみんなと食堂に向かっていると、親しいインターン生が僕の隣にやってきた。

「さっき私が言ったこと、分かった?」と僕に訊いた。僕は首を振った。

 

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ブログ

村上龍さんの「すべての男は消耗品である」を読んでいる最中、ふと

「ブログを始めよう」と思った。他に理由がある訳でもない、本当に、ふと思った。

 

イタリアに来て7か月が経った。

2018年の4月に日本を発ったが、19年の3月まで帰ることはできない。

(帰ろうと思えば、恐らく帰られるのだが、何しろそんな金はない)

 

8月の終わりから始まったインターン生活にはようやく慣れてきた。

しかしリズムこそ決まってきたものの、考えていることは決して同じではない。

日本との差異を見つけたり、異国で暮らすことについてうーんと唸ったりしている。

そういったものを、その日のうちに、ここに書き留めていこうと思っている。