【独学でTOEIC900点超え】英語が急に聞けるようになったきっかけについて
こんにちは。りゅうです。
本日より、英語に関する記事も執筆していこうと思います。
第一回は、タイトルにもある通り、
それまでほとんど聞き取れなかった英語が、急に分かるようになった瞬間
についてお話したいと思います。
この成長には、ある一冊の本に沿って勉強したことが、とても大きく関わっているんです。
僕の英語について
タイトルのTOEICのスコアは2017年3月に取得したもので、ちょっと古いんですが、
当時よりも今の方がリスニングは出来ている気がします。
ちょっとしたアピールになる点数なんですが、実際この点数を取るまでの僕は英語が得意なわけではありませんでした。
むしろ苦手な教科の一つで、大学受験で大爆死した過去もあります。
センター英語のリスニングすらほとんど聞き取れず、50点中32点しか取れませんでした......。
そんな僕ですが、しっかりとした考えに基づいて勉強をしたところ、何とかなったんです。笑
今では外国の方との会話も苦にならず、相手の言葉を聞き返すこともほとんどありません。
大学受験時の僕自身と比べると、とんでもない変化だなあ、と時折我ながら不思議に感じます。
英語を聞くために必要なこと
結論から申し上げます。英語で聞いた内容を正確に知るために、僕に必要だったことは
英語の発音を知ること
だけでした。
このことを意識して勉強した結果、リスニング力がメキメキと向上しました。
では、発音を知ると、どうして聞き取れるようになるのか?
発音に関する僕の見解を述べたいと思います。
正しい音を知らないと頭が読み取れない
これは英語、日本語、ドイツ語、イタリア語、フランス語......
あらゆる言葉にも当てはまる事実だと思っていますが、
その言葉の正しい発音方法を知らなければ、
瞬時に言葉の中の単語を正確に聞き分けたり、
意味を汲み取ることが出来ません。
簡単な例を挙げますと、
イタリア語では、疑問詞を用いない疑問文は、平叙文と文の構造が変わりません。
英語のようにDoやDoesを文頭に持ってくることはないんです。
じゃあ、どこで平叙文か疑問文かを判断するかというと、語尾の音です。
疑問文の場合、語尾は英語と同様、尻上がりに発音しなければなりません。
とっても簡単で当たり前のようなルールですが、
このことを知らないと、平叙文か疑問文を会話の中で判断することが難しくなります。
英語でも、発音によって意味が変わる言葉が沢山あります。
riceとlice、sitとピーの違いが分からない
と誰しも一度は聞いたことのある冗談があるように、
この違いが分からなければ、頭がとんでもない勘違いをしてしまいます。
いちいち「これはsitか? ピーか?」と悩んでいては、
聞き取りの妨げとなることは言うまでもありません。
ここで、聞き取りと発音は密接に関わってきます。
聞き取りが出来ないということは、その音を知らないからです。
そして、音を知らなければ、自分で発音も出来ないことは言うまでもありません。
「じゃあ無理じゃん! 聞き取れへんわ!」
とここで多くの人が立ち止まってしまいますが、
上の文章をお尻から見てみると、解決方法が見えてきます。
つまり、英語の発音を勉強して、英語の音を理解できれば、聞き取りが出来るようになるということです。
そして、英語の発音を学ぶということは、
英語の舌使いを学ぶということを指します。
日本語と英語の発音は全然違う
日本語にも色々な発音があるように、英語にも英語独特の発音があります。
僕たちが日本語を話す際、舌がどのように動いているか意識する機会はほとんどありませんが、舌は正しい発音をするために、案外動いてるもんなんです。
同様に、英語を話す際は、英語の発音のために舌を動かさなければなりません。
日本語にはカタカナがありますが、残念ながら、これは英語の発音においてほとんど役に立ちません。
むしろ邪魔をしちゃいます。
日本語のアップルが、英語のappleと全然違ったり、
単に「ス」と書くもののなかにも、thの音やsの音があったり、
カタカナと英語は全く異なるものです。
カタカナ英語がよく問題視されますが、僕もあまり良いものだとは思いません。
きちんと英語の発音をするには、正しい舌使いを知る必要があります。
その上でリスニングを重ねることで、本当の意味で英語の音に慣れることができます。
僕がお世話になったのはこの本
と、長々と書いてきましたが、ここで紹介する本に英語の舌使いを徹底的に学びました。
↓ ↓ ↓
- 作者: 松澤喜好
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2010/08/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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英語耳です。
耳、と付いてるのでリスニング本かと思いきや、
発音を練習して英語を聞くための耳を鍛えよう、というコンセプトの本です。
本書の中では、発音記号ごとに解説と練習がびっしり。
舌をどこに置くべきか、イラストで分かりやすく示されています。
この本を毎日開いては、舌を動かしていると、次第に英語らしい発音を身に着けることができました。
そして、言うまでもありませんが、英語の音が聞こえるようになったんです。
その直後に受験したTOEICで、910点を取ることもできました。
英語のリスニング力が上がらなくて困っている方は、是非この本を手に取ってみてください。
発音力を上げれば、それと並行して英語を聞ける耳を育てることができるんです。