真面目に生きるのも楽しいよ

イタリア帰りの理系大学院生が、真面目でいることを自己肯定するために、勉強・大学の研究室・英語などなどについて綴ります

統計検定3級を受験しました【合格】

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こんにちは。りゅうです。

今日はみんなの休日、土曜日ですが、僕は片道三十分かけて街へ赴き、

統計検定3級を受けてきました。

 

結果は試験終了後にすぐ出て、合格。ほっとしました。

 

正直、3級はとても簡単だったんですが、

受けてみた感想や思うところ、今後の検定受験予定をお話したいと思います。

 

 

 

そもそもどうして統計?

 

僕の知る限り、友人の中で統計検定を取っている方はいません。

それも当然というか、僕たちは機械系の学部出身なので、

研究や仕事において、そこまで深い統計の知識が求められることがないからです。

 

求められても、必要最低限の知識さえあれば何とかなります。

平均値や標準偏差の出し方など。

一応、学部の授業で統計に関する単位はあったんですが、

恐らくみんな忘れちゃってると思います。

使わないからです。

 

じゃあ、何で僕が今回受験したかと言うと、

データサイエンスを職にするから

という単純な理由に落ち着きます。

この分野において、統計の知識は不可欠です。

 

資格って必要?

 

「ん、じゃあ統計の勉強すれば良いだけじゃ?」

と思ったあなた。

 

その通りなんです。笑

 

資格はあくまで資格に過ぎず、その有無で知識の有無が決まるわけではありません。

一人で勉強して、知識を蓄えれば、それで十分なはず。

 

ということを、重々承知した上で、僕は統計検定を取っていく計画を立てました。

 

僕自身、まだ役に立つのかどうかしっかりと答えることは出来ませんが、

資格を意識すると、次のようなメリットがあると思っています。

 

出身学部と結びつかない知識やスキルの証明ができる

 

上で述べたように、僕たち機械系にとって、統計の知識はさほど重要ではありません。

 

世間一般の方が、機械系卒の学生に対して持つイメージは

「統計に強そう」ではなく

「物理や力学に強そう」だと思います。

 

しかし、一応資格を持っていれば、それをアピールすることは十分に可能で、

ある程度の知識の証明に役立つことは間違いありません。

 

そういった検定の強さを信じたい一方、

なくてもいいじゃん、と思っている自分もいます。

 

なので、今後2級、準1級と進めていくつもりですが、

検定に通ったからと言って、「評価してくれ!おら、3級だぞ!」とドヤるのではなく、

「評価してもらえたらラッキーだな~」

もしくは

「少なくとも統計に対する関心・意識があることをアピールできればいいや」

程度に思っています。

 

取得に向けて勉強できる

 

検定はなくても良いんじゃね、とどこかで思っているんですが、

それでも僕は決して安くない受験料を払って、

スケジュールに受験日を記入していこうと思っています。

 

その理由は、

お金まで払って落ちたら勿体ない、嫌でも勉強しなきゃ

と試験日まで思えるからです。笑

 

資格の取得よりも、こちらのマインドセットの方が大事だと思っています。

 

この意識があれば、受験日までにコツコツと真面目に勉強して、

知識を得られることは間違いありません。

加えて、試験を通して自分の学力を知ることも出来ます。

 

落ちたからと言って、頭から知識が消えるわけでもないので、

合格不合格はそんなに気にすべきことではないのかもしれません。

 

検定に申し込むことは、勉強せざるを得ない状況を自らに課す意味があるのでは、

と思っています。

 

3級を受けて

 

さて、ここまで意識の高そうなことを語ってきましたが、

本日の3級の準備は全くしていませんでした。笑

 

ですが、統計自体の勉強をサボっていたのではなく、

2級を意識した勉強を進めていました。

 

3級は調べれば調べるほど、かなり簡単だと分かり、

「2級の勉強をしておけば、何とかなるだろう」

と3級の過去問の対策等は全くしていませんでした。

 

その結果、読みは当たり、難なく合格することが出来たんですが、

まあ満点だろう、と思いつつ点数を見てビックリ、3問ほど間違っていました

 

どの問題を落としたのかは分からないので、復習が難しいんですが、

間違えたということは、簡単な統計知識に対して、どこか偏見や誤った憶え方がありそうです。

 

実際、すべての問題をスラスラと解けたわけではなく、

「あ、これ憶えてないや」

と頭を抱える問題も数問ありました。

 

長くなりましたが、簡単な3級であっても、自分の知識不足や苦手な分野が浮き彫りになり、

2級に向けて、そういった分野に力を入れて勉強すべきだな、と気持ちが引き締まりました。

 

合格したことよりも、この苦手分野の自覚に大きな価値があると思っています。

 

今後の予定

 

3級は無事に終えましたが、さっさと次に進みたいということで、

既に2級の受験を3週間後に申し込んでいます。笑

 

さらに、もう一つ別の試験も来週に控えており......

11月をなかなかハードな月にしてしまいました。

 

大変ですが、苦には感じておらず、勉強できる環境に身を置けていることが幸せです。

(受験料が払えてこそなので)

 

何か受験する度に、こういった振り返りをしていきたいと思います。