雪が降った
ついにトリノにも雪が降り始めました。
ちょっっっっと疲れたので、笑
今日は今日のことを淡々と綴らせてください。
通勤時間って大切ですね......笑
午後4時頃だったでしょうか、会社で誰かが「雪だ」と言ったのを聞き、窓の外を見ると、ちらほらと細かい雪が降っていました。
年を越える前にきっと降るだろう、と身構えてはいましたが、昼食の頃まで降る気配は全くなかったので、今日かあ、と驚きました。
定時になり、会社を出てもまだ雪は降っています。
福岡出身の僕にとり、雪はそう頻繁に見られるものではなかったので、自然と気分が高まります。寒さも忘れてしまうようでした。
ふわふわと足を浮かせるようにして歩きながら、僕はバス停に向かいます。
好きな音楽を聴きながら、バスを待ちます......バスを待ちます......
バスが来ません。
さすがに気分の良かった僕も、寒さをだんだんと覚えるようになりました。
Google Mapsでバスを検索すると、いつも来るはずのバスの表示がありません。何故だ......笑
もう20分も待ったぞ! とぷんぷんしていた僕の前に、ブーブーとクラクションを鳴らしながら、一台の車が停まりました。
なんだなんだ、と思いながら見ると、そこにはスパルタおばさんの姿が!!
窓を開けて「リュウ~~」と僕を呼んでくれます。僕は雪でびちょびちょになった身体で、アルファロメオに乗り込みました。
何だかんだ言って、彼女は本当に優しい。 飴と鞭ですね。
17時10分にオフィスを出て、会社の目の前のバス停でバスを待ち続け、車内の時計を見ると、既に17時40分。ついてねえなあ、と思っていると、
「で、今日はどこに行くの?」と聞かれました。
昼食のとき、彼女には既にボロボロの浴室の写真を見せ、他の家にいるんだ~、と話していました。
中心地の近くだよ、と僕は答えます。
やっぱ遠いね、今日の朝も7時にそこを出たのに、会社に着いたのは8時半だよ、と僕が言うと、彼女は「てっりーびれ、てっりーびれ」と繰り返します。確かにてっりーびれです。
途中のバス停で降ろしてもらい、ホストファミリーの家まで向かうためのバスを待ちます。バスを待ちます......待ちます......
来ない。
嘘だろ? とGoogle Mapsを開くと、バスはちゃんと走っているはずなんですが、Googleの示す時間には全く来ず。
イタリア、Google Mapsですら当てにならないんですよね......笑
バス停にも小さな液晶があって、そこにバスの来る時間が表示されるんですが、それも当てにならず。笑
雪は降る一方で、バス停の小さな屋根の下にじゃんじゃん降り込んできます。
やっと来たのは、スパルタさんの車を降りてから20分後。
この時点で18時25分だったかな?笑
もう後は乗りっぱなしです。道もめちゃくちゃ混んでいました。バスも遅延のせいか、人は多め。
何かあったかな......あ、降りるときに、ドアに挟まれました。
2週間ほど前は、バスに乗車する際に挟まれました。
で、やっとホームステイ先に着いたのは19時を疾うに越えた頃。
さすがに疲れました。今日、移動だけで3時間半ほど費やしてますね......恐ろしい。
本読めるんで良いんですけれど。
さて、勉強しないと......