真面目に生きるのも楽しいよ

イタリア帰りの理系大学院生が、真面目でいることを自己肯定するために、勉強・大学の研究室・英語などなどについて綴ります

さらば、浴槽

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汚いけれど、僕の家のトイレです。

帰ってきたら、こうなっていました。笑

 

会社でのクリスマス仕様の昼食について書こうと思っていましたが、ちょっと疲れているので、またいつか。

以前ホームステイをしていたお家に着いて、パソコンを打っているところです。

 

いや、大家さん、トイレは使えるって仰っていたんですが、笑

これじゃあトイレすら使えそうにないですね......

お国に帰っている同居人は良いとして、

もう一人の方はどうお過ごしになるんでしょう......謎です。

 

トイレとバスタブの哀れな姿を見て、はあ、とつい溜め息が漏れます。笑

ここまでやるんなら、トイレのどこかにピーがいたので、そいつを退治してくれれば有難い、というかそのくらいして頂きたい......笑

 

自分の部屋に戻って、シャツやズボン、パジャマをバッグに詰め始めましたが、3日分の衣服、しかも冬服ばかりなので、すぐにパンパンに。

「どうして出て行かなければならんのだー!」と少しイライラが募ります。人間だもの。

 

手に持つとそこそこ重い。

まあ、ワインが2本入っているせいですが。

 

ったく、とうんざりしながら玄関を出た瞬間、ちょうど家に入ろうとしていた大家さんとばったり。

 

あっ、と思ったんですが、「ぼなせーら(こんばんは)」とお互いに挨拶。

突然のことだったのと、むかむかしていたのも相俟って、言葉も出ず。

 

おどおどとしていた僕に大家さんが、ごめんねえ、と言いました。

 

「ちょっとの間我慢してもらうことになるけれど、工事が終わったら便利になるから、ごめんね」

 

苦笑いをしながら、そう言ってくれました。

 

「ごめんね、りょう」と。

 

おおおおおおおおおおおおい!笑

 

りゅうじゃ!

りゅう!

 

日本でも死ぬほど、りょうと間違えられてきましたが、世界中誰でも「りゅう」と「りょう」を間違えるんですねえ......

 

それはいいとして、笑

先日、18から21日に工事だよ、と言った彼に対して

「あのー、まだ仕事に行かなきゃいけないんですが......」

と嫌味を送ったのを、今さらながらとても後悔しました。

 

確かに、シャワーが突然浴びられなくなったことは、今でも驚きですが、笑

イライラしてしまうのも、僕がイタリア的考え方に慣れていないだけで、彼に悪気があったわけではなく、むしろ良いことを僕たちにしてくれているんだと、大家さんの様子を見て思い知りました。

 

悪いことしたなあ、と申し訳ない気持ちになりながら、僕はバスに乗り込みました。

 

で、ホームステイ先にいますが、相変わらず騒がしい。笑

朝まであったはずのパンがなくなっていたようで、お母さんは息子さんと娘さんに事情聴取。

 

いらぬ疑いをかけられた娘さんは半泣きになり、

息子さんは何故かお母さんを追いかけ回す。笑

僕の前で良い大人と、高校生の息子さんが走り回っていました。笑

 

僕まで「パン食べた?」と聞かれ。

食ってねえわ! 笑

イタリアの家族は日本の家族とかなり違うので、一緒にいてとても楽しいです(たまに疲れますが)。

 

彼らと再び一緒にいられる良い機会だと思って、金曜日までここで過ごしたいと思います(ああ、娘さんが何か叫んでる......パンだけじゃなさそうですね汗)。

 

今日はめちゃくちゃ寒かったですが、皆さんも体調にはお気を付けてお過ごしください。