真面目に生きるのも楽しいよ

イタリア帰りの理系大学院生が、真面目でいることを自己肯定するために、勉強・大学の研究室・英語などなどについて綴ります

太陽さん

青葉市子 - 太陽さん

 

太陽が恋しい。

そう言ってしまうと、だいぶ変な人だが、太陽が恋しい。

 

日照時間が少ない。最近気分が良くない。

もう、明日と、あと一週間会社に行けば、二週間ものバカンスが待っているのに、

気分が優れない。

そんなの甘えだと思う方もいるだろう。笑

 

太陽の光をしばらく浴びていない。

朝起きて、シャッターを開けたところで外は真っ暗。

地平線を出たばかりの日の光は、たくさんの建物に遮られてしまって、

バスを待つ僕のところへ届く前に、僕は会社に入る。

社内はそりゃあ蛍光灯もパソコンもあるから、暗くはないが、決して温かい光ではない。

雨や雪が降るわけでもないのに、日中はずっと曇り空。

気分はさっぱり晴れない。

 

17時を過ぎて、やっと帰れると外に出ても、もう真っ暗。

太陽さんはとっくに沈み、お月さんが出ている。

寒い寒いが頭から離れず、身体を震わせながら家路を辿る。

どんよりとした気持ちでパソコンの前に座って初めて、「ああ、日の光って大事なんだな」と思う。

 

 

いや、本当に気分が晴れませんね。

冬場は仕方ないですよね、どこにいてもきっと同じ......いや、緯度が低けりゃ大丈夫か。笑

 

日照時間と気分の沈みは関係しているので、きっと皆さんも(夏よりは)どんよりとしていることかと思います。

僕も「ああ、暗いなあ、日が足りてないなあ」と自覚しつつ、何だか嫌なことばかり考えてしまっています。

 

暗い気分になると、そこから抜け出すのは本当に厄介で、楽しいことを考えようとしても暗いことしか浮かばずに、自分で自分をさらに落ち込ませてしまうもので。

そうした穴にはまっているという自覚も、なかなか持てないのでさらに厄介。

なので最近は、落ち込んでも冬のせいにして、まあ仕方ないか、と思うようにしています。恐らく正しい。

 

怒ったり落ち込んだりといった、喜ばしくない状況にいるときは、一旦落ち着いて、自分自身のことを見てみると、案外楽になります。

けれど、怒ったり落ち込んだりしているときは、そんな余裕もなかなかなくて......。笑

 

とにかく、

こんなに太陽が出ないとは!笑

もっと北にいる皆さん、大丈夫かな~笑

 

真っ暗に染まらないよう、頑張りましょうね。