真面目に生きるのも楽しいよ

イタリア帰りの理系大学院生が、真面目でいることを自己肯定するために、勉強・大学の研究室・英語などなどについて綴ります

青葉市子さんの魅力について

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突然ですが、青葉市子さんをご存知でしょうか。

普段、邦楽はもっぱら聴かず、聴く洋楽もHR/HM(ハードロック・ヘビメタ)に偏っている僕。

そんな僕が、何となんと青葉さんの天使の歌声の虜になってしまいました。

 

ポップなのか何なのか。青葉さんの音楽をジャンル分けすることは大変難しいことですが、

ジャンルなんてどうでも良くなるほどのメロディと歌声。

そんな青葉さんの魅力を、本記事で探ろうと思います。

 

 

 

青葉市子さんって、何者?

まず、何よりもまず訴えたいのは、青葉市子さんは天才であるということです。

ちょっとふざけた言葉の選択ですが、決して過大評価ではないでしょう。

  

何を取っても唯一無二なんです。

邦楽だけでなく、洋楽の中でも似たような世界を持ったアーティストを、僕は他に知りません。

クラシックギターたった一本で、こんなにも豊かで独特な世界を生み出せるのか、と僕は新曲を聴くたびに心から感動します。

アルバムも、何度も何度も聴いてみたものの、まだまだ青葉さんの世界の底が全く見えません

  

ちょっとここでWikiとその他のページを頼りに、青葉さんのことを紹介いたします。

(参考にしたページは終わりにまとめてます。)

  

青葉市子さんは1990年1月28日生まれの女性シンガーソングライターです。

中学校では吹奏楽部、高校では軽音楽部に所属し、音楽に昔から触れていたようですが、どうもエレキギターは性に合わなかったそうです。

 

そんなある日、自宅に転がっていた(!?)ガット・ギターをたまたま拾って弾いてみたところ、もう虜になってしまって、17歳の頃にはクラシックギターを始められました

2010年にはソロ作品を発表しているので、クラシックギターを手にして2~3年でデビューなさったことになりますね......恐ろしい。笑

 

さらに恐ろしいことに、コードも指使いも何と全て自己流で、自然と歌が出来ると......

才能ってあるんだなあ、と思わず感じてしまうようなご経歴です。

  

青葉市子さんの音楽の魅力は?

難しいんですけれど、真っ先に浮かぶのはやはり他に類を見ない音楽性

それに加えて歌詞と歌声の持つ表現力ではないかと思います。

 

とりあえずこの曲を聴いてみてください。

青葉市子 - 月の丘

 

この頃、ずっとこの曲を聴いています。

それも連続で聴くわけではなく、

朝、降りるバス停の二つ前に着いたときとか、

夜、一人で飲んでて何となく寂しくなったときとか、

生活の中のちょっとした隙間に聴いています。

恐らく、聴いているだけで心が休まるからでしょうか。

  

聴いてくださった方は、歌詞、ギターの能力はさることながら、

歌声もまた素晴らしいことにお気付きになったのではないかと思います。

 

透き通っていて、高音もきちんとつく、大人っぽ過ぎない、かといって幼いわけでもない。

誰かに寄り添って、静かにその心に広がるような。

 

歌詞の重さも、他の邦楽アーティストと比べて飛びぬけていると思います。

 

僕が邦楽を嫌っている理由の一つに、

ありきたりの歌詞に溢れていて、その言葉を聞く意味が見出せないからなんですが、

一方、青葉さんの歌詞には、

美しい彼女の感性が現れていて、誰にも真似できないものが確立されていると思います。

 

歌詞の中には、その方が世界をどのように見ているのかが、強く表れると思うんです。

青葉さんの歌詞は、

日常の中で誰も気づいていない美しさに触れたり、

知らない誰かとの関係を想像させるような不明瞭さがあり、

幻想の世界を僕たちの頭の中に活き活きと描いたり、と

耳を澄ます僕たちの想像力を豊かに刺激する力が備わっています。

 

はっきりと物事を言うのではなく、いい意味でぼかした言葉の端々とその声に、

僕の脳はいつも別の世界に運ばれていってしまうのです。

  

しかしこれまた不思議なのが、

歌詞作りにも曲作りにも携わっていない、他のアーティストの曲をカバーする際も、

たちまち青葉さんは、自分の世界観の中に取り込んでしまうんです。

 

僕が初めて聴いた青葉さんの曲も、他のアーティストの曲をカバーしたものだったんですが、すぐに青葉さんのファンになりました。

原曲よりもずっと透明に、優しく聴こえるんですよね。

青葉市子 - 3びきのくま(原曲: 大貫妙子)

 

僕の紹介も、もうこれ以上必要ないと思います。

 

有名な曲も、アルバム曲も、どれを取っても外れがなく、多種多様な色を持っています。

気になった方は今すぐ検索して、聴いてみてください。

 

青葉さんの音楽を知るということは、とても大きなことだと思います。

 

 

余談ですが

僕が好んでいる音楽に共通しているのは、ジャンルを超えて、その人、そのバンドにしかないものを持っているということです。

個性がちゃんとあるような。

 

Father John Mistyはポップを超えたFather John Mistyにしかない音楽を作っていてSlipknotはメタルを超えてSlipknotであり

MetallicaはMetallicaであり

Stone SourはStone Sourであり

Foo FightersはFoo Fightersであり

System Of A DownはSystem Of A Downであり

KoЯnKoЯnであり

Sigur RósはSigur Rósであり

Jeff BeckはJeff Beckであり......

 

世界どこに行っても聴かれているのは、結局こういった音楽だとも思っています。

 

どこかで聴いたことのあるようなものを聴いたって......ねぇ

アイドルの曲が流行るのって、なんでなんだろうとたまに真剣に考えます。

目で聴いているんですかね?笑

 

参考↓

青葉市子 - Wikipedia

www.billboard-japan.com