寒い

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(Googleで検索してみると...)

 

寒い。

ついにトリノに冬がやってきた。

 

10年前、冬季オリンピックがあった土地だ(イナバウアーが分かる世代って、結構上がってきたなとたまに思う)。来る前から、まあ寒かろうと思ってはいたが、まさか11月の時点でこんなに寒くなるとは予想していなかった。

 

僕が日本から持参した冬服は、1枚のコートと4枚のヒートテック

手元にある冬服は、そのコート、ヒートテックと、財布をひっくり返して、ないお金をかき集めて買った薄手のセーター2枚と、3ヵ月前に実家から送ってもらった数枚のモフモフっぽい服だけだ。

 

今日、日本で冬を過ごす際の恰好をして外に出たが、もう寒かった。

小雨がぱらつき、まあいつも通りバスは来ない。タブレットのページもめくれないほど、指先は固まってしまい、赤紫に変色していた。

 

まあそんなに寒くないでしょう、とたかをくくっていた過去の自分が情けない。

今は冬が本気を出してくるのが怖い。早いうちに、次の週末までには買出しに行かなければ、と震えている。

 

食堂からオフィスへ戻る途中、僕がさみいさみい(日本語)と呟きながら歩いていると、からまれた。

どういうわけか、寒さに強い印象を持たれているのだが、「さすがに今日は寒いんだね」と言われた。

この天候で寒くないわけがない。寒いよ、と言った後、

「まさか、12月とか1月ってもっと寒くなるの?」

と聞くと、にやっと笑って、勿論、と返ってきた。

 

雪がかなり積もるんだよ、とも教えてくれた。

「ビスケットをさ、牛乳につけて食べることってあるじゃん。あんな風に足がずぼずぼ入るんだよ」

実に分かりやすい例えであった。